冷めたみそ汁を飲んだとき
手と頭をひたすらに動かして働く。
私は今日も遠くの誰かの仕事がちょっと軽くなるような仕事をしている。
そんな書き方をすると誰の仕事だってそうだと言われてしまうかもしれない。
リモートワークが当たり前になってますます誰のために仕事をしてるのかわからなくなった。
昼休み1時間をなかなか取れない。
温め直したみそ汁も結局冷めきってしまう。
私は書くしかない。
こんな気持ちを書くしかない。
大人やめたい。
何事もない顔して生きなきゃいけないのが大人なら大人やめたい。
つらいって大声で言いたい。
大人なら子どもと違って自分の責任でやりたいことできるのに結局保守的になって不自由な選択ばかりしてしまう。
何も広がらない。さみしい人生。
報われねぇ
人に期待することは諦めてたのに
いざ想定と違う反応をされると
あー、だるってなる。
自分がやってることに見返り求めたらダメだなのはわかってるのに、こんなにやってるのに全然報われないなと感じてしまう。
色々諦めて手放そう。
人は人。
言う通りになんてならない。
私も頑張らなくていいや。
あるものの気持ちを想像する
なぜ私はここにいるのだろうか。
私の近くを通る人が皆嫌な顔をして足早に通り過ぎる。
私は求められてここにいるのではないのか。
必要とされてるからここにいるのではないのか。
ここにいなくてよかったのなら
もといた場所で人生を全うしたかった。
そんなことを考えながら
今日も私は一人でカゴの中
ピンクの派手なネットを被って
求めてくれる人をじっと待っている。
とあるスーパーで買い手を待つドリアンの話。
Keep clean
今日もまた轟音がする。
私が何をした訳でもないのに言うことを聞けと言わんばかりに追い詰められていく。
轟音は私が諦めない限り永遠にとまらない。
これはいいことなんだ、これは正しいことなんだと繰り返し説き伏せてくるようだ。
いやだ、いやだ、と言うと何度も迫ってくる。
この轟音からはもう逃げられない運命なんだと悟る。
隅に追いやられた。
逃げ道を探すが見当たらない。
しがみついてなんとか耐えようとする。
轟音はすぐ近くまで来ている。
もうだめだ限界だ。
強すぎる力が私を吸い込んでいった。
私一人じゃ何もできない。
小さな塵では太刀打ちできない。
こうして部屋は綺麗すぎるほど綺麗になった。