もろもろを吐き出す日記

徒然なるままに

家族が崩れる理由

 

高校3年までは4人家族でした。

 

大学3年で2人家族になりました。

 

今では実家を出ています。

 

私は家族で食事をした記憶、

どこかに出かけた記憶がありません。

 

忘れてしまったとかではなく、一度もないのです。高校3年までは4人家族でいたはずなのに。

 

 

理由はいくつか考えられます。

 

一つめは、両親が共働きで全員が揃う時間は夜中だけだったこと。

 

二つめは、両親の休日が正月の三日間以外になかったこと。

 

三つめは、お金がなかったこと。

 

四つめは、夫婦仲が悪かったこと。

 

 

一番の原因は、夫婦仲が悪かったことだと思っています。

 

母はしょっちゅう父の愚痴をこぼしていました。小さい頃からそれを聞いている私や兄は、自然と父を避けるようになりました。そのため、父が帰ってくると父から離れるように行動するようになりました。今考えると父のことを少しかわいそうだと思えるようになりましたが、母の影響か、日頃の父を見ていたからか、父のことは今でも嫌なんです。

 

父は家に帰ってきたらトイレ以外動きません。

食事も自分でご飯をよそいません。後片付けをしているところは見たことがありませんでした。そのくせ、狭い団地での生活なのに堂々とタバコを吸っている姿が本当に嫌でした。私は自分が、自分の身につけているものが全てタバコの臭いになってしまうことが嫌でした。

偉そうにしてるにもかかわらず、家にお金は入れず、車を持っていたにもかかわらず家族全員を乗せたことは一度もありませんでした。本当に今でも嫌いです。

 

そんな人がいると、家の雰囲気も最悪な状態になっていました。両親が離婚するまで家の居心地の悪さをずっと感じて生きてきました。もっと早く離婚してくれればよかったのにと思います。

 

そんな関係性だと家族で〇〇しよう!とはなりません。みんな父が嫌いですから。

 

夫婦仲って本当に影響するんだなと思います。

 

もし母が父のことを少しでも尊敬する部分があれば、父がもう少し家庭のことを考える部分があれば、変わっていたのかもしれません。兄も生きていたのかもしれません。

 

夫婦が楽しそうにしていれば、子どもだって笑います。そんなことが私の家族では大きく欠けていたのだと思います。親の愚痴なんて聞きたくないですから。

 

仕事の量も大きく関係します。

私は祖父母がいなければ、きっと今の自分はいないと思うくらい祖父母に依存して生きていました。それは両親が家にいなかったからです。

 

親と子どもが顔を合わせる時間はないよりあったほうが絶対にマシだと思います。兄弟だけで家にいるのは寂しいですから。早く会いたいと思っていますから。

 

幼少期から大人になるまで家族で何かをした記憶が少ない私はまたしても憧れが強くなるんです。あったかい家族にしたいな。笑いあっていたいな。そんな風に思うのです。

 

私は近々結婚し、新しい家庭を築きます。

私の相手は私の家族とは違い、家族で旅行に行ったり、食事をしたりすることは頻繁にあったそうです。

 

私が経験したことのないことを今度は立場を変えて経験することができると思うととてもわくわくしています。祖父母の記事のときにも書きましたが、私は家族を大切にしたいという思いが強く、おそらくそれが私の軸になると考えています。

 

最後に、

 

夫婦仲、触れ合う時間

この二つが重要であることを私は自分の家族で体感しました。

 

自分の家族を教訓にして、

相手を尊敬する部分を持ち続けることで、相手の愚痴を子どもに溢さず、笑いあえる家庭にしていきたいと思います。